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内定が出る人とでない人の違いってなに?

投稿日:2015年9月14日 カテゴリ:学生向け


内定が出る人とでない人の違いってなに?

 

 


内定がでる人、でない人の格差は拡大している?
 

 

 

不景気になり、物が売れない時代になると、

内定がでる人と、でない人の格差は拡大するんです。

 

「一社だけ内定出ました!」

とみんながそうであれば、

求人倍率が1倍を超えている今では、

全ての学生に内定がでていても

おかしくありません。

 

しかし、実際はまだ内定が出ておらず

活動を継続している学生がいる一方で、

複数社から内定を得ている学生が

企業の採用枠を埋めてしまい、

後々その学生の辞退により、

また枠があくという状態になります。

 

どうして一部の学生に

内定が集中してしまうのか?

 

企業の側から見ると、

内定を出せる人、出せない人には

違いがあることが見えてきます。

 

 


就職は結婚と考える企業、就職は恋愛と考える学生
 

 

就活を婚活に例えて話をすることがあります。

 

今後長い間一緒にいる相手を探す活動

という意味で一致しているからです。

 

内定が出る人、出ない人を考えるにあたって、

結婚と恋愛の違いを考えるとわかりやすい

ので、ここから例えていきます。

 

学生の多くは就職を恋愛と捉えています。

世の中にあるたくさんの異性(会社)から

自分の好みの相手を探すのです。

 

あの人はお金をたくさんくれる

あの人はずっと地元にいさせてくれる

あの人は自分の得意なことだけ求めてくれる

あの人はきっといつまでも安定している

あの人はそんなに働くなと言ってくれる

 

だから好きです。

付き合って下さい。

 

というアプローチをします。

 

ところが企業は就職を恋愛とは考えていません。

就職を結婚と考えると、結婚式も大切ですけど、

一番大切なのは未来の結婚生活です。

 

恋愛をするだけならば好きだけで付き合えるかもしれませんが、

結婚となるとそうはいきません。

 

この人は私にずっと一途でいてくれるだろうか

この人は私に何を与えてくれるだろうか

この人がしたいことは、私の求めていることだろうか

この人はどこまで家庭(会社)を優先してくれるだろうか

この人は結婚生活を充実するために努力してくれるだろうか

 

お付き合いすること(内定)を求めている学生は

結婚生活(就職後のこと)の充実を求めている企業

からすると魅力的とは映りません。

 

求めているものの違いから、

内定を出したい対象と思えない学生となってしまうのです。

 

 


内定のでる人は、結婚後の生活をしっかりイメージできる人
 

 

企業が公開している求める人材像

これは、企業が学生に求めている資質で、

企業によって多少の違いはあります。

 

しかし、本当に企業が求めている人材はシンプルに

「会社の業績発展に貢献してくれる人材」です。

 

そう書いても、学生がそれってどういう人?を

理解するのが難しいので、

わかりやすく、求める人材像として募集しているのです。

 

つまり、内定を出したい人というのは、

「会社の業績発展に貢献してくれる予感をさせてくれる人」

となります。

 

それは、現時点の能力や人間性が

既にその企業の業績発展に貢献できるかどうか

という視点もありますが、

 

現時点の能力が足りていなくても、

会社の求めること、進む道をしっかりと理解して、

会社のために自分は何ができるだろう?と考え、

そのために自分は、こういう行動を取っている。

こういう習慣を身に付けようとしている。

 

そう将来を期待させられる人にも魅力を感じます。

 

就活は婚活だと考えて、

相手からプロポーズしてもらえるように

自分を磨き、結婚後の生活が充実する予感を

与えられる就活をしてみてください。

 

企業にとっても、学生にとっても

理想の就職がたくさん生まれることを

願っています。