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『採用力』を決めるのはブランドや規模だけではない

投稿日:2015年11月7日 カテゴリ:企業向け

『採用力』とは、企業の人を採用する力です。

数値で測れるものではありませんが、

採用力が高い企業、低い企業は

なんとなくわかるものです。

 

イメージでは、

ブランドや認知度のある大企業は採用力が高く、

逆にブランドや認知度の低い中小企業は採用力が低い。

そう見えるかもしれません。

 

ただ、ブランドや認知度もある大企業が採用に困っていたり、

ブランドや認知度の低い中小企業が採用に困っていない

というケースもあるので、そんな単純ではないことがわかります。

 


採用力を決める3つの要素
 

 

採用力=企業ブランド×人材戦略×採用活動

 

企業ブランド:企業規模や、商品・サービス、認知度・イメージなど、長い期間をかけて成熟していくもの

 

人材戦略:人事制度、働きやすい社風、未来の見えやすさ、教育制度など、小さい組織ほど変えやすく、変えようと思ったらそう長い期間をかけなくても自社で変えていけるもの

 

採用活動:学生市場へのPR、選考設計、採用チームなど、やると決めたらすぐに変えていくことのできるもの

 


採用力を高めるステップ
 

 

採用力の高い会社になるためには、

3つの要素をそれぞれ高めていくことが必要です。

 

現時点で3つの要素とも自信がない

という会社の多くは

「良い会社になったら採用活動を始めよう」

と考えられています。

 

つまり、

「良い会社になれば、良い人材を採用できる」

という考え方です。

 

ところが大企業と呼ばれている会社は

実は逆のプロセスをたどっていることが多いのです。

 

逆のプロセスとは、

「良い人材を採用するから、良い会社になる」

という考え方です。

 

採用活動に力を入れることで、良い人材を採用し、

その良い人材が定着し、戦力化していくために、

急激に社内制度を整えていき、

戦力になった人材が企業価値を作っていくというプロセス

 

採用活動は営業活動と近いものなので、

販売してから、商品力を高めるという

ことは可能なのです。