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就活の勝敗をわける「カギ」はなんだ?

投稿日:2016年1月12日 カテゴリ:学生向け

就活の勝敗をわける「カギ」

 

 


禁断の疑問
 

 

就活生にとって、

採用担当者にとって、

禁断の疑問があります。

 

 

果たして、

選考で本当に学生の価値を見極められるのか?

 

 

自社の採用や、

クライアントの採用に携わる中で、

まだ100%そうと言い切れるわけでは

ありませんが、

 

 

誤解を恐れずに申し上げると、

答えはNO!見極められない!

です。

 

 

ドラゴンボールの世界にある

スカウターのようなものがあって、

目の前の学生の能力値を数値で

みることができるならばいざ知らず、

 

 

どれだけ面談しようが、

どれだけ凝った筆記試験をしようが、

どれだけリアルなグループワークをしようが、

実際に3年間働いてもらわなければ、

活躍できるかどうかなんてわからないのです。

 

 

 


じゃあ選考では何を見ているの?
 

 

 

そうなんです。

 

 

本当は自社で活躍できる人材が欲しいので、

能力値が数値化されていたら話は早いのですが、

それはできないとなると

 

選考では何を見ているのでしょうか?

 

 

ひとことで言うと、

雰囲気です。

 

 

活躍できるかどうかは見れないので、

活躍できそうかどうかを見ているのです。

 

 

筆記試験というのは、

活躍するにあたって最低限の知識や

学力は見ることはできます。

 

 

大学を見ると、

高校生のときにどれだけ努力をしてこれたかが

なんとなく見れます。

 

 

グループワークでは、

話し合いのクセがなんとなく見れます。

 

 

面接では人となりがなんとなく見れます。

 

 

ということで、

見えているのは雰囲気なのです。

 

 

もちろん例外もあります。

デザイナーの募集をするときに、

実際にデザインポーフォリオを提出させることで、

その学生がいままでどんな作品を作ったかが

見れるので、これはよりリアルです。

 

 

話を戻します。

 

 

採用担当者が見えるのは、

活躍できそうかどうかの雰囲気だとしたら

 

 

どうやったら活躍できる雰囲気を

採用担当者に見極めてもらうことが

できるのでしょうか。

 

 


採用担当者のジレンマ
 

 

 

採用担当者の立場になって

考えてみましょう。

 

 

日本の就活というのは、

3/1になると学生が一斉に動き出し、

各社会社説明会を催し、

大勢の学生を一斉に判断していかなければならない

という事情があります。

 

 

一人ひとり、

個別にじっくり見れるのであれば、

自社に合う人材かどうかじっくりと

見極めていくこともできるのですが、

 

 

30人一斉には厳しいですよね?

聖徳太子さんだって10人が限界です。

 

 

しかも自社のスピードでゆっくり

見極めていたら、学生は他の企業の選考を

どんどん進んでしまい、見極めている途中で

選考辞退となる。

 

 

そんなことにならないように、

採用担当者は短期間で見極めないといけないという

事情があるのです。

 

 


カギはこれだ!
 

 

 

採用担当者が採用に時間をかけられず、

多くの学生から短期間で判断しないと

いけないとしたら、

 

 

能力の有無を見ている時間はないので、

まずは印象に残るかどうかが実は

大きな「カギ」になるのです。

 

 

最近は就活マニュアルや、

みん就などの口コミにより、

学生は色々準備して選考に臨みます。

 

 

すると、

ある程度みんな同じような水準に

見えてしまうのです。

 

 

だから他の学生よりも

採用担当者が注目をしてしまう印象を

残せると目に留まるということです。

 

 

どんな印象でもいいというわけではありません。

 

 

例えば服装自由というのをみて、

「これは印象に残すチャンスだ!」

と意気込んで、

 

 

パジャマで会場に行ったらどうなるでしょう?

 

 

おそらく年度一印象に残る学生になるのですが、

かなりの確率でTPOをわきまえられないの烙印が

押され、選考は非常に厳しい戦いになることでしょう。

 

 

だから、何でもいいわけではないのです。

 

 

できれば、

自分のセールスポイント

その会社で活躍できる資質を

感じさせられるようなウリ

ばちっ!と伝えられると強いです。

 

 

次回のブログでは

「自分を一瞬で売り込む方法」

を書いてみようと思います。