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オワハラと言われない内定辞退の防ぎ方

投稿日:2015年11月16日 カテゴリ:企業向け

 

no more 内定辞退

 

 


What is “オワハラ”?
 

 

みなさん

オワハラという言葉をご存知でしょうか?

 

セクハラ、パワハラ、モラハラ

と色んなハラスメントが流行っています。

 

ハラスメントというのは、

「人を困らせること。いやがらせ。」

のことで、

 

オワハラとは、

内定を出した企業が、

学生に対して就活を終わることを迫る

就活「終わハラスメント」のことです。

 


オワハラが広まった背景
 

 

2016年卒採用から採用時期が変わり、

中小企業が内定出しをしたあとで、

大手企業が選考を始めるという流れになりました。

 

そうなると学生は、

中小企業を滑り止めにして、

大手企業を受験するという、

大学入試と同じ考えで就活に臨むことが

考えられます。

 

中小企業としては困ったことです。

 

せっかく時間と人と費用をかけて、

内定出しをしていても、

大手企業が受かったら内定辞退。

 

内定辞退されたら、

来年はもう新入社員いなくていい。

ということにはなりません。

追加採用をしなければならない。

 

そう考えると、内定を出した学生に

就活を終わるように働きかけるのは

自然な流れと言えます。

 

でも、オワハラをする企業という

レッテルは嬉しくありません。

 

どうすればいいのでしょうか?

 


ハラスメントのポイント
 

 

セクハラでもパワハラでもそうですが、

ハラスメントの重要なポイントは、

何をしたらハラスメント認定され、

どこまでならセーフという境界がないことです。

 

受けた側がハラスメントだと訴えるとハラスメントになり、

普通だと感じるとお咎めなしです。

 

極端な話し、

目が合っただけでセクハラと言われることがあれば、

二人きりでディナーに行ってもセクハラにならないことも

あるのです。

 

ということは、

ある会社でした行動がオワハラと言われても、

他の会社で同じことをしてもオワハラと言われない。

そういうことがあるということです。

 


理想はオワハラと言われず囲い込むこと
 

 

同じ叱るという行為をしても、

人が離れていく場合と、

信頼関係が生まれる場合があります。

 

その結果の違いは、

叱るという行為そのものが決めているのではなく、

叱る目的にある場合が多いのです。

 

何のために叱るかです。

 

相手の成長のためと本気で叱った場合、

その瞬間は理解されないこともあるかもしれませんが、

長い目で見た時に信頼関係が結ばれていきます。

 

逆に、自分のために叱るというより怒った場合、

人は離れていってしまいます。

 

ジョブシミュレーションでは、

内定者インターンシップというものを実施しています。

 

内定者は遊ぶため、生活のため、卒業旅行のため、

どこかではアルバイトをしています。

 

そのどこかを自社でアルバイトしてもらうと

したときに、同じお金を得るという仕事でも、

その仕事によって4月入社をしたときに、

自分の実力が向上し、活躍し、仕事を楽しむ時期が

少しでも早まるとしたならば、

この内定者インターンシップの提案は、

内定者のためになります。

 

もちろん会社としては、

早くから教育を開始できるので、

非常に嬉しいことは言うまでもないことかと思います。

 

「安い人件費で、、、」

と会社の利益のために行うインターンでは

心が離れていってしまうかもしれませんが、

内定者の未来を創るためという在り方で

実施すると、これほど強い内定者辞退対策はありません。

 

この内定者インターンを成功させるには、

色々の工夫は必要ですが、

価値は高いのでぜひご検討ください。